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動画講習会
 ツイートやお知らせでも触れたが、自主制作サークルのアニメPV制作の動画の手伝いをする事になった。 詳細は“グラフィックパーク”のHPを見ていただきたいが、役割としてはPVの動画チェックと、基本的に作業経験のない動画担当メンバーの育成といったところだ。
 本制作の前段階として動画担当メンバーへの講習会を今までに東京で2回、名古屋・大阪で1回ずつ計4回ほど行った。(名古屋・大阪ではサークル外の一般参加もあり) その内、東京の2回目は3月16日、名古屋21日、大阪が22日なので 7日間で3日を講義で飛び回った感じ。スーパー営業マンかと勘違いしそうだが、ただの運動不足の絵描きなので少々疲れた…。

 ここまでの講習会を振り返ってみると、あらたまって人に動画を教えるのは久しぶりだったので、手際の悪いところもあったと思うのだが、皆熱心に受講・実習にあたってくれた。
 時間としてはだいたい5時間位、30分程の講義と残りは全て実習とその評価・指導となっている。
 5時間というとそれなりの長さではあるが、実習がメインなので毎回全然やり足りない感じで終わってしまうのが残念な所。
 皆、動画に参加しようとするだけあって普段でもそれなりに絵を描いていると思うのだが、やはりアニメの動画となると勝手が違うようで、ずいぶんと手こずっていたように見えた。
 それでも勉強になったとか楽しかったと感想を述べてくれているので、やった甲斐はあったというものだ。 サークルメンバーは基本的にプロアニメーター志望との事なので頼もしい限りである。

本文とは関係なし。大阪の講義会場近くで行われていた西洋スポーツチャンバラ?
 皆真面目で礼儀正しく、それに合わせた様に繊細な線を描く参加者が多かった。線に関してはもっと元気が良くてもいいかなと言う感じ。
 特に飛び抜けて上手な人もいないかわり、全然モノにならないような人もおらず、皆これからと言った印象を受けた。

 講義内でも触れたが、動画マンが最初に押さえるべきポイントをあげておく。

・動画に必要とされるきれいな線を描くには毎日の練習が必要。全身的な運動とは縁遠い絵を描くという行為にあって、美しい線を描くにはフィジカル(身体的)な訓練が欠かせない。つまり自在にきれいな線を描くには、その為の手を作らねばならないと言う事。毎日最低1枚はトレス・クリンナップをするよう心掛ける。

 とりあえずここから始めて見よう。

 次回の講義の日程が決まったようだ。皆がどれ位上達しているか楽しみだ。


2014/3/30


♪TRY UNITE!:中島愛