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実例B:歩き |
キャラクターアニメーションの基本その2。ひと口に歩きと言ってもキャラクターや状況によって千差万別な表現がある。ここでは3コマ撮り+中3枚の標準的な歩きを解説する。
リピートの場合、一歩で4枚、一復歩(2歩=左右一歩ずつ)で8枚が基本サイクル。要するに原画2枚、中割3枚×2で描かれることが多い。
移動を伴う歩きも基本的には同じだが、移動に必要な分だけの原画があるのでその間の中割をする必要がある。 |
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中割の際にはリピート歩きであっても軸足を重ねてから下描きをすると送り足の軌道がとりやすい。
特にリピートの場合、軸足の送り幅(スピード)が等間隔になっているか留意する。
本来、原画で留意することではあるが、軸足と地面との接地面ががずれない様に気を付ける事。滑っているように見えてしまう。 |
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歩きには上下動が必須。逆に言えば足元が見えていなくても、上下動をさせるだけで歩きと認識する位切り離せない要素である。歩きの動画を作っているとの認識があれば忘れることはないはずだが、単純に原画を割ってしまって上下動を付け忘れる事が無いように。
右図のように、軸足が頭部の直下(直立)の時に一番高い位置となる。 |
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歩きの参考CG動画。
POSERさんとこのTeraiさんにモデルを務めてもらった。ポーズや上下動など、若干オーバー目に作成。それぞれの画像をクリックすると連番画像表示。
※注:ループアニメの再生スピードは参考にならないので注意の事。 |
・横
・前
・後ろ
・斜め前
・斜め後ろ |
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