右のような原画がある。
これをとあるツールを使用して中割を作成、動画にしてみる。
所謂“メタモルフォーゼ”とか“モーフィング”と言った体である。
これが人間の場合、直感的に「矢印が回ってる」と感じるはずで、中割を作成すればこんな感じになる。
高機能なマシンやツールを使えば、この程度の動画なら今でも可能だろうが、3Dと違ってキャラクターのデータを持てない2Dのツールに“矢印”や“回る”と言った認識をさせるのは意外と手間がかかる。平面的な回転でこの始末なので、例えば“手前に回転しつつこちらに向かってくる”ような原画を中割できるようになるには相当時間がかかるはずだ。ましてやキャラクターの動画なら何をか言わんやである。
最近時間的な余裕の無さから、または動画マンの能力の不足から、本来作画でやるべきところを3Dで作成する事が増えているようだ。
かなり高度化した現在の原画を活かす為には“できる”動画マンも必要なはずだ。
もうちょっと何とかしません?>関係各位 |
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