本文へジャンプ
はじめに
道具
作法・ルール
タイムシートについて
トレス・クリンナップ
動画作成の手順
中割のテクニック
実例@:目パチ
・口パク
実例A:振り向き
実例B:歩き
実例C:走り
実例D:波送り〜しなり
実例E:エフェクト
-作例集-
TIPS!
思いつき作例集
あとがき・参考資料
作法・ルール
プロの現場での(動画の)決まり事。

動画ナンバー
・動画用紙の右肩辺りに記入
・原画ナンバーは丸で、アタリなどからおこした動画ナンバーは三角で数字を囲む。
・それぞれ、セルの最後のナンバーには数字とともに
“END”マークを記入。








そのセルまたはカット自体が1枚のみの場合は
“止メ”と記入する場合もある。
動画ナンバー

1枚のみの場合は“止メ”と記入する

動画(画像)の並べ方
若い数字を下に、数字が大きくなるほど上に重ねていく。
・セル分け(Aセル、Bセル…等)がある場合も、下からアルファベット順に重ねる。
※右の画像ではAセルが合成動画になっている所に注意



 例えばキャラクターのアップのカットで目パチ・口パクがある場合、目口の無いキャラクター絵をAセル、目パチをBセル、口パクをCセルとすると、下から順に


A-@(キャラクター)→B-@(開き目)→B-A(閉じ目)→B-3(中目)→C-@(閉じ口)→C-2(中口)→C-B(閉じ口)

となる。

※意外に無頓着な人が多いのだが、提出の際は管理の意味合いだけでなく、レイアウト・ラフ原・原画も含めてきっちりと番号通りに揃えてあると動画チェック担当にはかなりの好印象になる。ちょっとした気遣いとして身に着けておくと得。
動画の並べ方

セルの重ね

留意点
・線で囲われていても塗りの必要のない(透明)部分には“ヌキ”もしくは“×”と赤で記入する。マンガ制作では“×”はベタ塗りの印と言うことなので、まるっきり逆の意味になる。

※動画作例は色トレスを省略しているので注意の事
ヌキ指定

適用例

色トレスについて
・主線以外での塗り分け(目と肌の境界等)、影指定、ハイライト指定等は色鉛筆で描く。→色トレス

・デジタルアニメーション作成ツール(RETAS STUDIO等)を使用する場合、色トレスの認識ができる色の種類に制限があるので、動画に使える色鉛筆の種類を確認しておくこと。
動画色トレス例

彩色例

合成について
別セルにせずにキャラクターの一部のみをアニメーションさせる場合、合成を使用することによって作業を簡略化することが出来る。

動かない部分を合成の親、動く部分を合成の子とし、それぞれ別紙にトレスした上で子の部分のみ動画を作成する。
例えば動画ナンバーが
“A-1〜7”の7枚の動画を合成で作成する場合、合成の親を“合成あ”として、合成の子を“A-1'〜7'”として作成(計8枚)。合成伝票を添付して提出する。動画としての作業はこれで完了だが、その後のトレース作業で伝票通りに親と子を合成させることによって、彩色できる状態に完成させる。

合成の親と子を分ける時、無造作に線の途中から切るような事は避け、うまくパーツの境目などで分ける事。




管理人が現役の頃(セルを使ってた時代ね)は多重合成は禁止だったけど、今はどうなのかな?

ちなみに、この作例の様に最終的に8枚の作成でも7枚分のギャラしかもらえません…。悪しからず…。

※動画作例は色トレスを省略しているので注意の事。また、作例の場合、実際に合成すると親と子の線が重なる部分(髪と手など)があるが、合成作業時に修正している。











※合成伝票の書き方
具体的には右画像を参照の事。
要するに“合成あA-@’を合わせればA-@が出来上がり”と言う事。
必要な分を順次記入する。
枚数が多い場合は赤枠内の様にまとめてもかまわない。
合成例アニメ
例:体は動かず、手を振るアニメーションの場合…

合成親
動かない部分(体)を合成の親

合成子
動く部分(手)が合成の子

合成伝票記入例

作業が完了したら…
責任を持って間違いなく作業を終わらせたという証に、カット袋の署名欄に必ずサインすること。 作業が終わったら必ずサイン