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はじめに
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作法・ルール
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トレス・クリンナップ
動画作成の手順
中割のテクニック
実例@:目パチ
・口パク
実例A:振り向き
実例B:歩き
実例C:走り
実例D:波送り〜しなり
実例E:エフェクト
-作例集-
TIPS!
思いつき作例集
あとがき・参考資料
TIPS!
覚えておくと役に立つ小技集。

紙タップ
下描きや使用済みの作画用紙から、処分の前にタップ穴の部分だけ切り取って保存しておく。結構利用機会が多い。 紙タップ

タップずらし
下描き等の際、本来の位置からずれてしまった時にタップ部分を切り離し、正しい位置に配置した後にテープで固定する。切り離したタップ部分から離れて配置する場合、紙タップを使用する。 タップずらし

切り抜き+移植
タップずらしの欠点は紙のサイズにばらつきが出て扱い難くなる事。それを避けるには、作画済みの紙と白紙を重ねて作画部分の周囲をカッター等で両方切り抜く。それから白紙の穴に作画部分をはめ込んで、裏からテープで固定する。 紙を重ねて切り抜く
タップをずらして位置を修正したものと、新しい紙を重ねてキャラクターの周辺をカッターで切り抜く


裏返してテープで固定
新しい紙の穴にキャラクター部分をはめ込み、裏からテープで固定する


移植完成
これで完成。必要なら新しい紙にあらためてトレスする

拡大・縮小コピーを使った中割

キャラクターが手前、もしくは奥への移動によって見た目の大きさが変化する時などは、拡大・縮小コピーを使ってある程度大きさを合わせておくと中割がしやすくなる。あらかじめアタリを取って適切な大きさを割り出し、その上で縮小率・拡大率を決める。

手前へ移動する原画
例は手前に走ってくる動画


中割のアタリを作成
クリンナップした原画を重ね、中割のアタリを取る


作業手順
アタリの大きさを基準に、それぞれの原画を拡大・縮小コピーしておおよその大きさをそろえる。それらを基に中割の下描きを作成する

タップ穴を使った簡易字消し板
字消し板が手元にない時、タップ穴を字消し板の穴に見立てて使用する。ただしすぐに穴が破損するので注意。 タップ穴の字消し板