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はじめに
道具
作法・ルール
タイムシートについて
トレス・クリンナップ
動画作成の手順
中割のテクニック
実例@:目パチ
・口パク
実例A:振り向き
実例B:歩き
実例C:走り
実例D:波送り〜しなり
実例E:エフェクト
-作例集-
TIPS!
思いつき作例集
あとがき・参考資料

サポートページ

 実習を始める前に、まずは当サイト内“sideAを一通り目を通して下さい。動画作業に必要な基本的情報はここにまとめられています。その上で個別の実習についてこのページで確認して下さい。

※←左欄のリンク参照

 

 本セットは学習というよりもアニメ作画(動画)の作業体験、趣味・ホビーユースを意図したものですので、可愛いキャラクターを楽しく描いていただければと思います。


◆実習を進めるにあたって用意するもの
本セットの実習を進めるにあたっては以下の物の使用を前提としています。代用品の使用は自由です。
・トレース台(ライトボックス)
・アニメーション用3穴タップ
・アニメーション用作画用紙(動画用紙)
・鉛筆(B程度の硬さのもの)
・色鉛筆(赤、水色等 2〜3色)
その他消しゴム、鉛筆削り等は必要に応じて適宜用意する。
※本セット、使用説明より

 このうち作画用紙についてはこちらが↓若干お安く買えるかと思います。(2015年11月現在)
YAGモール

 送料はそれほど安くはないですが、500枚束を複数人でシェアなどすればさらにお得かと思います。作画用紙以外にタップや絵コンテ用紙など、アニメ作成用のグッズが揃ってます。


 本セットがお手元に届いたら、まず全てのページが揃っているか下のサムネール画像と照らし合わせて確認してください。表・裏表紙を含めて全37ページです。

















 全てのページが揃っていますか? それでは実習を始めましょう。

※不具合があった場合のお問い合わせはこちら

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各実習は

  • 作業説明をよく読み、趣旨/内容を理解する
  • タイムシートを記入する(実習@を除く)
  • 各原画をクリンナップ(清書)し、必要に応じてセル分けも行う
  • タイムシートにしたがい中割を作成、動画を完成させる

と言った流れになります。

 


 
原画は基本的に影線を青、ハイライト・その他塗り分け線を赤で描いています。動画の色トレスもこれに準じて作業していただければ分かりやすいかと思いますが、お好みの色に変えていただいても構いません。原画の色鉛筆による塗色については見易さを意図したものですので特に決まりがある訳ではありません。いずれにせよ動画は色トレス以外で色鉛筆で塗ったりすることはありません。

 各実習の解説には記入済みのタイムシートも載せておりますが、出来ればまずご自身で記入し、確認として閲覧する事をお勧めします。※記入の仕方はこちら

 

1.クリンナップ

 全部で5枚の原画がありますので、それぞれを清書して動画として使用できる線にします。ライトボックスの上に原画を一枚、その上に動画用紙をタップを通して重ね原画の線をなぞっていきますが、その際一定の濃さの滑らかな線でクリンナップします。これからの全ての課題、アニメ動画の基本作業になりますのでしっかり覚えて下さい。原画ごとにキャラクターのサイズが違いますので、うまく描き分けて下さい。色トレス部分も実線(鉛筆線)と差が出ないように、色鉛筆の線を描いて下さい。

 

2.目パチ/口パク

タイムシート

 まず原画の1枚目は本体(顔)部分、目、口、それぞれににセル分けします。同様に2枚目の原画も目と口、それぞれにセル分けします。その後、目パチと口パクの中割を作成します。

 

3.振り向き

タイムシート

 この実習はツメ指示にも留意します。ツメ指示

コツとしてはまずA-@(原画番号A-1)とA-C(同A-2)の真中に中割A-2を作成、その後A-2A-Cの真中(理想はC寄り、1/3位のポジション)に中割を作成します。

 

4.歩き

タイムシート

 上下動を忘れずに。スカートで分かりづらいですが、左右の脚を間違えないように注意。

 

5.走り

タイムシート 中2枚 中3枚

 この実習は中2枚、または中3枚いずれかの選択式です。もちろん両方に挑戦していただいても構いません。それぞれの中割の違いについてはサイト内の作例を参照して下さい。

 

6.山送り

タイムシート

 BセルとCセルでそれぞれリピートパターンが違います。違いをよく理解して作業して下さい。それと実習2と同様にセル分けに注意して下さい。

 

7.アクション

タイムシート

 若干難易度の高いチャレンジングな内容になります。中割はまずアタリ原画を動画として完成させる事から始めましょう。

※“CLIP STUDIO PAINT EX/PRO”対応のデジタルお試し版も作りました。サポートページはこちら。

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